油脂類の処理はどうするの|効率の良い方法で作業|適切な方法でガレキ選別をしよう
後ろ姿

効率の良い方法で作業|適切な方法でガレキ選別をしよう

油脂類の処理はどうするの

作業員

油脂類の処理

日本は言わずと知れた工業国のひとつです。工業において必ず必要なのが油脂類で、エンジンオイルや切削油などの潤滑油、灯油、それからガソリン、重油などの燃料油、そして牛脂、大豆油などの動植物油などが有ります。これらは全て使われた後の過程では廃棄物となり、廃油になります。法規制が緩かった頃は、これらが河川や宅地などに捨てられまたは焼却処分されて公害や自然、生態系の汚染に繋がることも有りました。今は法整備も整い、廃油は廃棄物から資源となり、廃棄からリサイクルへと流れが変わってきています。例えば、使用済み潤滑油は半分近くが再生重油として消費されたり、化学処理を施し、潤滑油添加剤を加え、潤滑油として再生されています。また、廃食用油にエステル交換反応処理を行い、バイオディーゼル燃料として生まれ変わり、自動車用燃料として用いられています。私たちに身近な所では、家庭から排出される使用済み食用油に水酸化ナトリウムを加えて廃油石鹸を作る取り組みも行われています。

今何故リサイクルなのか

今、何故廃油処理はリサイクルが叫ばれているのかでと言いますと、それは必然性からです。工業国の諸刃の剣は発展に伴う公害や自然破壊です。また、資源は限りあるもので捨てれば廃油でも再生して使えば新たな資源として活用でき、現有資源の節約にも繋がります。しかし、これらは勝手に処理すればいい言うものではありません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律いわゆる廃棄物処理法に沿って行わなければなりません。この廃棄物処理法では、明確に事業者や法人は廃棄物が産業廃棄物に区分されるか一般廃棄物に区分されるかにかかわらず、全般的に処理責任を有すると定めています。この法律こそが廃油リサイクルの源でそれがあるからこそ、廃油が資源に生まれ変わると言っても過言では有りません。一般的には、事業者や法人は専門の産業廃棄物リサイクル業者に委託して「潤滑油再生」「再生重油化」「補助燃料化」をすることにより新たな資源保護と社会貢献をしていることになります。廃棄する際には、廃油と資源の関連性を意識することが大切だといえるでしょう。